スポーツのケガについて

私自身も学生時代に器械体操、バスケットボール、バドミントンとスポーツを行ってきましたが、知識不足や未熟さ故にケガに悩まされ、自己コントロールができずに悔やんだ経験をしました。

アスリートの皆様に健康なコンディションをとり戻し維持できるように調整していきます。

スポーツ現場おきるケガ

 

  • ねんざ、肉離れなどのつらい痛みに
  • 野球肩などの悪化に
  • ハードな練習の後に起こりがちな、ミスによる故障に
  • 限度を超えた練習のために傷めてしまった関節に

自分の身体が上げている悲鳴に耳を傾けてください。昨今のスポーツ事情におきましては所属するチームや団体によってケガに対する意識が大きく異なります。

ケガの際には無理をするなと指導するところもあれば、チームを離れ練習ができないとレギュラーから遠ざかる恐怖と向かい合わなければならない場合もあります。

ケガをしたままの無理な練習はフォームが乱れ、効果を下げ、回復を遅らせ早期再発のリスクを伴います。

その事実を踏まえ選手として何を、どこを目標にしているか今一度ご自身に問い正してください。あなたが出した答えに沿えるプランを用意し全力でサポート致します。

捻挫や急な腰の痛みが起きるには、原因があります。スポーツで身体が疲労しているのに過剰な練習をしてしまっているときにフォームが乱れてしまうことがあります。

そのフォームの乱れは体からの黄色信号で、そのような状態のときにはケガをしやすくなります。

フォームが乱れると筋肉や靱帯にかかる力が限度を超えてしまいケガにつながるのにです。

一回一回キチンとフォームチェックを大切にすることや、回復とのバランスを考慮して練習をすることでケガは防ぐことができます。

スポーツ選手のコンディショニングについて

患者様が通院も困難でストレッチだけでは疲労も抜けず集中力が上がらず、パフォーマンスの質が上がらないとお悩みの方には当院とっておきの㊙の管理方法があります。

ヨーロッパの多くのスポーツアスリートが行っている管理方法で某国ではオリンピック選手団全員が行っているそうです。ご予算は1カ月¥17.000-からで行えます。ご希望の方はご相談ください。

スポーツのケガと健康保険について

2022年現在健康保険の取り扱いは数年前に比べてかなり縮小傾向にあります。6月以降は法律による変更が相次ぎ更に規模は小さくなっていきます。

健康保険は急性のケガにのみ対応かつ早期回復が求められ、長期慢性期になると対応対象外になります。ご理解宜しくお願い申し上げます。

継続に際しては長期を要する適正な理由を添付し認可されれば1カ月程度の延長が可能になります。

回復後のスポーツをしながらのメンテナンス施術は1回¥2,380-にて調整させていただきます。

単純疲労の回復であれば酸素カプセルなどでも対応も可能です。当院では頑張るアスリートを多方面からサポート致します。

指導の種類・方法

フォームの指導及びリハビリ指導

身体の構造的に無理のないキレイなフォームを指導します。フォームが崩れたままではパフォーマンスは上がりません。
 
チームレベルできちんとした体制の元で質の良い練習ができるよう家族やコーチとも話し合えるようを心がけましょう。身体の状態をしっかりと自覚していただき、故障からのリハビリ期を大切にしていただきます。

アイシング指導

筋肉の疲労を回復するために適したアイシングの方法をご指導します。スポーツを行っているとき、ころんだり、ぶつかったりしてケガをした場合、ケガをしたところを水道水等でよく洗い、
安静(動かさない)・冷却(冷やす)・圧迫(はれを防ぐためにタオルなどを巻いて圧迫する)・挙上(心臓より上に挙げるようにする)が大切です。
 
最初の処置によってケガの治り具合が違います。ここでは冷却(アイシング)について説明します。­
A なぜアイシングをするのか?(目的)
  1. 毛細血管がちぢみ内出血をおさえる。
  2. 腫れをおさえる。
  3. 痛みを和らげる。
  4. ケガの回復が早くなる。
B どのようにアイシングをおこなうか?(方法)

最適なのは氷嚢によるアイシングで中の氷水にはクラッシュ氷を使用すると良いと言われています。

  1. 冷たい水で浸したタオルを当てる。
  2. 氷嚢やアイスノンで冷やす。このとき、包帯やタオルで軽く圧迫すると良い。直接あてると皮膚を痛めることがありますので、濡れタオル等を間に挟んでください。
  3. 水の入ったバケツにケガをした部分をひたす。
  4. コールドスプレーやシップなど使う。水や氷がない場合に行います。
  5. 交代浴として温水と冷水で交互に冷やす。慢性化した場合に行います。
C アイシングをいつするか?(時期)

急性期

  1. ケガをした場合は直ぐに冷やす。
  2. 練習や試合で冷やせない場合は練習や試合後、すぐに冷やす。
  3. サッカーなどの場合はハーフタイムのとき、冷やす。

慢性化した場合

  1. 練習の前後に冷やす。
  2. 練習後はもちろんだか、練習前に冷やすことにより、冷えた筋肉を温めようとして血流が増し、新陳代謝が進む。
  3. お風呂で交代浴を行う。
    【交代浴について】

    温浴を4~5分、冷浴を30秒~1分くり返す。15~30分行う。
    ※はれがひどいときには、冷浴を1分、温浴を1分交互にくり返す。
    10分~15分間行う。最後は冷浴で終わる。

D どれくらい冷やすか?(時間)

ケガの状態や人の感受性により氷に対する感覚は違い下記ように分類されます。

  1. ジーンと痛い感じ。
  2. 暖かい。短い間だが「ポッ」とする感じがする。
  3. ピリピリする。針で突かれるような感じがする。
  4. 感覚がなくなる。

ケガをした場合は1~4まで約20分間をひとつの目安とします。4の感覚がなくなるというのは氷による麻酔が効いた状態です。ここで、いったん冷やすのを中断する。痛みが戻ってきたら、また、冷やすのを基本とします。アイシングとアイシングの間隔はだいたい1時間~1時間半位とし、寝るまで繰り返します。

E どの部分をアイシングするのか?(場所)
  1. ケガをした部分を冷やす。
  2. 特別ケガをしなくても、それぞれのスポーツによって、よく使った筋肉を冷やす。
  • 野球の投手なら肘や肩など。
  • サッカー選手ならひざ・足首・ふくらはぎなど。
  • 陸上選手なら太ももの前後やふくらはぎなど。
  • バレーボール選手なら肩甲骨の周りや足首など。
F アイシングをする時の注意点
  • アイシング効果をよりあげるのであれば、氷に水や食塩を少量加えます。
  • 凍傷予防のため、直接患部(ケガしたところ)に当てないでタオルなどの上から冷やす。またアイシングしたまま寝てしまわないで下さい。
  • 心臓の病気(心疾患)、しもやけ(局所循環障害)、寒冷アレルギーなど寒冷刺激に弱い体質でじんましんを起こしやすい人はアイシングを控えて頂きます。

※施術とは整骨院における治療に相当する技術です。

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